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The smile once again 8

のだめsideです

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R☆Sオーケストラ・・・
あの人がオケを振った場所
あの人の想い出がたくさんある場所


「The smile once again 8」


昨日行った裏軒でも、やっぱり聞かれた
先輩のこと
こうなると自然に体は慣れてくる
でも・・・聞かれる度に心がズキズキ痛む
そして今日はR☆Sオーケストラに・・・

「の駄目~!早くしないと練習遅れちゃうじゃない!どうしてくれるのよ!!」
「むきーー!!『の駄目』じゃなくて『のだめ』デス!
 それに遅れたのはのだめのせいじゃないですよ」
「あー。もぅ、お前ら本当に遅刻するぞ!!」

真澄ちゃんといつも通り言い合って着いたR☆Sオーケストラ
知らない団員の人も居るけど、前とあまり変わらない人たちと
この雰囲気・・・
そして指揮者は・・・・・ってアレ?

「のだめ、この人が指揮者の・・・・」
「あれ?変態ちゃんじゃないの?」
「ムキャ!ズボン下ろさないと小が出来ない人」
「えっ?二人とも知り合い!?」

確かこの人、前に家に来た
名前は・・・・

「松田さん?」
「ピンポーン!久しぶりだね、のだめちゃん」
「えっ?ちょっと待て・・・二人の関係は?」
「ちょっと・・・・いろいろあってね」

そんないろいろじゃないデスけど・・・

「そういえば千秋は?見あたらないようだけど」

何回目だろう・・・
日本に来てからこうやって聞かれたのは
峰君と真澄ちゃんの表情が固まってる
やっぱり、気にかけてくれてるのかな・・・
でも・・・・・・もぅ、大丈夫です

「まぁ、いろいろあったんデスよ」
「いろいろねぇ・・・・ふーん。そっか」

松田さんはのだめの顔と手を見てうなずいた
まるで全てが分かったように

「やっぱアイツ最低な男だな。のだめちゃんならオレが貰っても良いくらいなのに」
「それはお断りデス!」
「即答かよ・・・・」

誰かと会話するたびに聞かれる
先輩のこと・・・
やっぱりみんな、のだめより先輩の方が
気になってるんですよね?
のだめ帰ってきて良かったのかな・・・
みんなに気にかけて貰っちゃって

ピアノ弾きたいな・・・
この感情も全て吹っ飛ばしたい

骨折した手を見て小さく囁く


「千秋先輩なんて・・・・・・嫌いデス」

         
                 続く

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次回は千秋視点です
次回、いよいよ再会か!?
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テーマ: 二次創作:小説 -  ジャンル: 小説・文学
by wing  at 23:57 |  novel |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

上手に笑えてる・・・よね?

切→甘デス
のだめside

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先輩とRuiの共演

これで何度目だろう
この二人の演奏を聴いて泣いたのは・・・

嫉妬?
きっとそれもある
でも、やっぱり
二人の音楽がスゴイから


いつもならここで逃げちゃうけど
今日は逃げない
もう、逃げないって決めたんだ

先輩に迷惑かけちゃうから
いつも追いかけてきてくれるから


よし、
先輩の所に行かないと
心配はさせたくない

ほら、上手に笑える


「先輩~!」
「のだめ!?」

抱きつこうとして止めた
だって、そうしたらきっと泣いちゃうから

「今日の演奏・・・すごかったデスヨ」
「・・・・・ありがとう」

泣きそうなのを誤魔化す為に
小さく笑う

「流石、先輩とRuiデスね・・・のだめ感動しました」

のだめにはあんな音出せない
適わない

「のだめ・・・」
「ほぇ?」
「・・・・・無理に笑うな」

き、気付かれた!?
上手く笑えてた筈なのに

「別に無理に笑ってる訳じゃ・・・」

ふわっ

先輩に抱きしめられた

「せん・・・ぱっ」
「無理に笑うなよ・・・オレの前でならいくらでも泣いて良いから」
「ふぇ・・・」

何でいつもこの人には気付かれちゃうんだろう・・・

先輩の優しさに
抑えてた気持ちが一気に溢れ出す

「オレがゴールデンペアになるのは、お前だけだから」
「・・・・ハィ」

この優しさを、
のだめは受け取って良いんデスか?

「ごめんなさい・・・」
「ん?」
「のだめ結局泣いちゃって・・・先輩に迷惑・・・・・」

のだめは先輩に迷惑かけてばっかりで
何も出来ないのに・・・


「バーカ。迷惑じゃねぇし・・・それに、今回は逆に嬉しいぐらいだ」
「へ?」

先輩の顔を見ると
のだめを見ながら優しく微笑んでいた

「お前が逃げないでオレの所に来てくれただけで
 オレ、相当嬉しいんだけど?」
「先輩のバカ・・・//」
「誰がバカだ」


バカって言っちゃったけど
先輩がそう言ってくれただけで、
のだめも相当嬉しい


「お前も早くプロのピアニストになれよ・・・・オレ様が待ってやってんだから」
「ムキーー!何が待ってやってるデスカ!!
 見てて下さいよ!すぐプロになってやりますカラ!!」
「はは・・・それは楽しみだ」
「その顔、信じてませんね・・・?」
「さぁ?」

ムキーーと怒ってるのだめに
先輩の顔が急に近づいてきた
そして軽くだけど重なる唇

「待ってるから・・・」
「ハィ!!」

一回敬礼して思いっきり笑ってみせる

この笑顔は作り物じゃない・・・
本物の、
心のそこからの笑顔・・・

次に先輩の隣に立つのは
絶対にのだめですから!!

          end

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「オレがゴールデンペアになるのは、お前だけだから」
このセリフお気に入りです♪
のだめ応援してます!
テーマ: 二次創作:小説 -  ジャンル: 小説・文学
by wing  at 23:55 |  novel |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

のだめ連載再開デス!

祝連載再開♪
今回の本誌は豪華ですね
表紙はのだめで光ってるし、クリアファイル付きでv

そしてなんと、8月10日発売の22巻には
オリジナルアニメーションDVDがついてくるらしいです
価格:3500円(税込み)

これは買うしかないですね♪
予約しないと!!


では、
Lesson127について
語っていこうと思います

思いっきりネタバレです!



まず
あのステージに登場したときののだめの顔
思いっきり膨れっ面!
何故でしょうかね?


そして
『ショパンピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11』

第一主題はオーケストラだけですね

そして第二主題。
ピアノいよいよ入ります

膨れっ面だったのだめが
一気に真剣な顔に・・・

・・・・流石、のだめ!!
やはり独創的な演奏

なんか、リハの時のテンポよりかなり遅くしたらしく
シュトレーゼマンもビックリですね

のだめの挑戦的な目

”あんたならどーにかできんでしょ”的な態度 byエリーゼ

シュトレーゼマンも流石、巨匠ですね。


やっぱりここに来ても、のだめはのだめだ
飛んだりはねたり
それでも前みたいにハチャメチャじゃない
ちゃんと破綻しないようにわかってやってる
そして一音一音の美しさ by千秋


・・・成長しましたね、のだめ
感動です
早くもブラボーーー!!


そして、第二楽章

のだめが格好いいです

さらに、こっからの千秋の一コマ一コマの表情
なんか、すんごく遠い感じが出てます
いつもののだめの立場と逆転


”のだめちゃんはあんたの天使なのよ”

母さんはああ言ってたけど
本当はあいつをこの舞台に連れてくるために
神様がオレを日本に押し止めていたんじゃないかー!?


と、千秋が

ここの千秋の一コマ
なんか深みを感じさせます

そしてラストの千秋のセリフ


 天使はオレか



のだめ、千秋超えちゃいました!?
そして、この公演は大成功で・・・

続きがとても気になります
次回は3月25日のKissで
早くて嬉しいですね♪

オリジナルマグネット付きのようです

皆さんそろって買いに行きましょう!

by wing  at 23:44 |  diary |  comment (0)  |  trackback (2)  |  page top ↑